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動作の仕組みとデータフロー

StoreInsight が店舗のカメラ映像をどのように分析データへ変換するのか、その過程でどのデータが保存され、どのデータが保存されないのかを説明します。個人情報保護・セキュリティ確認に必要な内容をまとめています。

システム構成

解析に必要なすべての映像処理は、店舗内に設置された分析機器(Edgeサーバ)で行われます。

  • 店舗カメラ — 店舗に設置された IP カメラの映像(RTSP ストリーム)を分析機器が受信します。既存の NVR で録画中の店舗では、録画は現行運用のまま継続され、StoreInsight は映像を並行して受信するだけです。
  • 分析機器(Edgeサーバ) — 店舗内(オンプレミス)で映像を匿名化し、AI で解析してメタデータ・統計データを生成します。
  • ダッシュボード — 生成されたメタデータ・統計データをもとにレポートを表示します。
店舗内 (On-prem) 店舗外 店舗カメラ 分析機器 (Edgeサーバ) 映像受信 · 一時バッファ SEAL匿名化 (個人情報の除去) AI解析 (人数·滞在·属性·動線) メタデータ·統計データ生成 分析結果DB / ダッシュボード 元映像·一時フレームは破棄 RTSP映像 Outbound HTTPS / TLS 443 メタデータ·統計のみ クラウドダッシュボード 施設外の閲覧者 (ブラウザ) Inbound接続·VPNなし
カメラ映像は店舗内の分析機器のみで処理され、クラウドへはメタデータ・統計のみを送信します。

映像の処理プロセス

分析機器は受信した映像を次の順序で処理します。

  1. 映像受信 — カメラ映像を受信し、処理のための一時バッファにのみ保持します。
  2. SEAL匿名化 — 解析に先立ち、顔など個人を識別できる情報を映像から除去します。
  3. AI解析 — 匿名化された映像から、人数・滞在・属性(性別・年齢層の推定)・動線を解析します。
  4. メタデータ・統計データ生成 — 解析結果を数値・座標の形のメタデータ・統計データに変換して保存します。

処理後の元映像・一時フレームは直ちに破棄され、分析機器に保管されることはありません。

保存されるデータ・保存されないデータ

保存されます保存されません
来訪者数・滞在時間などの集計統計カメラの元映像
性別・年齢層などの属性推定値(集計値)顔画像などの生体情報
ゾーン・動線などの位置メタデータ氏名など個人を特定する情報
レポート・CSV エクスポート用の統計データ

レポートや CSV でダウンロードするデータは、すべてこのメタデータ・統計データから作られます。特定の個人を識別できる情報、または遡って特定できる情報は保存されません。

ダッシュボード閲覧とデータ送信

店舗の外からダッシュボードを閲覧できるように、分析機器はメタデータ・統計データのみをクラウドダッシュボードへ送信します。

  • 送信対象は、ダッシュボード閲覧およびレポート作成に必要なメタデータ・統計データのみです。元映像は送信対象に含まれません。
  • 送信は分析機器からクラウド方向への Outbound HTTPS(TLS・443 ポート)通信のみを使用します。外部から店舗ネットワークへの Inbound 接続や VPN は必要ありません。
  • ダッシュボードの閲覧には発行されたアカウントでのログインが必要で、すべての通信区間は HTTPS(TLS)で暗号化されます。